
当社は2026年7月、自社で運営する2つのサイトの土台を「AI接続環境」に移行しました。コーポレートサイト(etika.life)はSTUDIOから、Zoho導入支援サイト(crm-support-center.com)はWebflowから、いずれも静的サイト+ヘッドレスCMS(×AI)という構成へ移行しています。
この勉強会では、なぜそこまでしたのか、やってみて実際どうだったのかを60分でお話しします。うまくいったことだけでなく、つまずいた点も、移行しないほうがよいケースも含めてお伝えします。
買い手は、営業に会う前に候補を絞り終えている
まず、いま何が起きているかを3つの数字で共有します。
- BtoBの買い手の58.0%がChatGPTを利用している(一般消費者の検索AI利用37.0%より高い)
- 営業が接触した時点で、63.5%がすでに候補のリストアップを終えている
- 検索1位のクリック率は、日本でも5.8%から1.8%へ低下
(出典:HubSpot Japan BtoB購買調査2026・n=1,573/Ahrefs調査)
つまり、比較検討の土俵に自社が載るかどうかは、営業が動く前に、AIの回答の中で先に決まりつつあるということです。
効くのは記事の書き方より、サイトの土台
AI対策というと文章の書き方の話になりがちですが、調べていくともっと手前に効く条件がありました。
- そもそもAIがそのページを読みに来られる状態か(意図せず遮断している事故が多く起きています)
- ページの表示が速いか。AIは待ってくれず、次に来るのは数週間後ということもあります
- 見出しや表が、見た目だけでなく中身の構造として作られているか
これは文章の巧拙ではなく、サイトが何で作られているかで決まる部分です。だから土台から作り替えました。
自社2サイトで、実際にやったこと
コーポレートサイト(etika.life) はSTUDIOから移行し、構成の設計から公開まで3日間で完了しました。
Zoho導入支援サイト(crm-support-center.com) は記事161本・222ページの規模をWebflowから移行し、旧URLの転送やフォーム、計測タグの引き継ぎまで含めて7月に切り替えを完了しています。
記事の編集は今も管理画面で行い、保存すればそのまま自動で公開されます。書いた人がコードに触れることはありません。
やってみて、良かったこと
- GA・サーチコンソールに基づいたサイト改善の打ち手を分析〜実装までワンストップ
- 制作会社を待たずに、書いたその日に公開できるようになった
- 爆速で複数ページの一括更新
- 表示が速くなり、AIにも人にも読まれやすい状態になった
- 検索・アクセス解析・CRMをつなぎ、問い合わせのその後まで追えるようになった
- サーバー費用が下がった
やってみて、つまずいたこと
- 設定を見落とし、AIからアクセスできない状態に気づかず放置していた期間があった
- 設定の登録方法を間違え、反映されない事故を起こした
- 画像の登録漏れで、公開後に画像が表示されない事象が起きた
- 画面上でドラッグしてデザインを直す手軽さは、失われた
移行しないほうがよい会社もあります
すべての企業がやるべきだとは考えていません。当日は次のような判断軸もお話しします。
- 今のままでも、設定の見直しだけで対処できるケースがある
- 更新が年に数回なら、投資は回収しにくい
- 社内に更新する人がいなければ、道具を変えても何も変わらない
- 移行より先に、自社の業種でAIが何を参照しているかを調べたほうが早いこともある
お約束できないこと
AI検索での上位表示や引用を保証する方法は存在しません。Googleは2026年5月に、AIの回答を操作しようとする行為を明確にスパムと定めています。
ですので「AI検索1位保証」のような話は扱いません。何が確からしくて、何がまだ分かっていないのかを持ち帰っていただくことを、この会の目的にしています。
プログラム(60分)
- 買い手のAIシフト:数字で見る現在地(10分)
- AIに拾われる土台とは何か(15分)
- 自社2サイトの移行実務と、つまずいた点(20分)
- 移行すべきか否かの判断軸(10分)
- 質疑応答(5分)
こんな方におすすめです
- WordPress・STUDIO・Webflowでサイトを運用しており、この先どうするか決めかねている方
- AI対応が必要そうだと感じているが、何から手をつけるか整理できていない方
- 更新のたびに制作会社とのやり取りが発生し、情報発信が滞っている方
- BtoBの中堅・中小企業で、経営・Web・マーケティングに関わっている方
なお、Web制作会社・広告代理店など同業の方のご参加はご遠慮いただいております。
開催概要
- 日時: 2026年8月6日(木)13:00〜14:00(受付12:50〜)
- 形式: オンライン(Zoomウェビナー)
- 参加費: 無料(事前登録制)
- 定員: 少人数制
- 主催: 株式会社etika
- 登壇: 宮村 佳祐(株式会社etika 代表取締役)
お申し込み
下のボタンからお申し込みいただけます。
申し込みフォーム(Zoho)が別ウィンドウで開きます。うまく開かない場合はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
よくある質問
参加費はかかりますか。
無料です。事前登録制・少人数での開催となります。
Webの技術に詳しくないのですが、大丈夫ですか。
経営者・責任者の方を想定しています。コードの話ではなく、何がどう変わるのかという判断材料をお伝えする内容です。
いますぐ乗り換えるべきということですか。
いいえ。移行が向かないケースもあり、今の構成のままで先に手を打つべきことも多くあります。当日は移行しないほうがよい条件もお話しします。
