日新運輸工業様は山口県下関市に本社を置く、物流や金属加工等、多様な事業を手掛ける法人向け取引中心の企業様です。当社では日新運輸工業 国際部様の営業DXご支援として、Webサイトの集客からメールマーケティング施策、CRMの活用をご支援しております。

施策の結果(サマリー)
BtoB取引におけるWebサイトのGoogleからの集客は引き続き重要であるため、当社にてWebサイトのリニューアル時にSEO(検索エンジン最適化)観点での対策を行わせていただくとともに、リニューアル後は継続して集客のための記事をアップし、Webサイトへの集客と引き合い数増加の支援をさせていただいております。
※今回のリニューアルではサイトデザイン・構築は他社様が担当され、当社はあくまでも集客面のコンサルティングと実装のご支援をさせていただきました。
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現状、Webサイトリニューアル前に比べておよそ6倍の集客力のあるサイトに成長し、毎月新規の引き合いを一定数獲得できるようになりました。以下のグラフはGoogleサーチコンソールで直近1年半程度のアクセス獲得数の推移を表したものです。Googleからの集客力がかなり高くなっているのがご確認いただけます(数値の根拠:Googleサーチコンソール上の検索経由アクセス数の、リニューアル前後比較)。

リニューアル前の状況(Before)
Webリニューアル前は、社名での流入がほとんど(つまり、日新運輸工業様をすでに知っている方がサイトに来訪している)という状況でした。アクセス数も長期にわたり横ばいでした。
いっぽうで長期にわたり同一ドメインを利用し、大企業様との取引もあった関係でドメインの信頼性は高く、検索エンジンからの集客の潜在的なパワーはある(しっかりSEO対策や記事アップを行えば、新興企業よりも比較的アクセスを集めやすい)状態でした。
実施したこと(時系列)
ステップ1:キーワード調査と戦略設計
日新運輸工業様のお客様や見込み客が検索していそうなキーワードの調査、またそのキーワードの検索ボリュームの調査を行い、どのようなキーワードで見込み客を集客すべきかを検討しました。アクセスを集めるだけでなく、直接の問い合わせにつながることを意識してキーワードを選定しています。
ステップ2:既存ページの即効SEO(リニューアル時)
リニューアルした各ページに設定するページタイトルやディスクリプションの見直しとサービスページのリライトを実施しました。元々のサイトのサービスページはSEO対策を意識したキーワードが盛り込まれていないだけでなく、見出し設置もできておらず、どのようなサービスを展開しているのかが不明瞭だったため、文章を全体的にリライトしました。まずはGoogleに評価されるページ構造にすることを意識しています。
これにより数ヶ月を経てアクセス数は徐々に上がり、サイトリニューアル前の2倍程度の検索エンジン上での表示数とアクセス数を獲得できるようになりました。
ステップ3:継続的な伴走支援による記事発信と改善
サイトリニューアル直後から「マルハナジャーナル!」というお役立ちブログ情報コーナーでブログ更新をしていたものの、アクセス数を劇的に増加させることはできていませんでした。既存のブログコンテンツ自体は、サイトが評価されればアクセスを集められると考えていたため、まずは競合の弱いニッチなキーワードでの上位表示を目指して、新しい記事の追加と既存ブログの見直しを実施しました。
日新運輸工業・国際部様は輸入と輸出を取り扱う会社であり、キーワード分析の結果、国名を含むキーワードで上位表示を狙うのが有効だと判断しました。競合で国名を入れて記事を作成している会社は少なく、SEOを意識した作りをしている会社はほとんど確認できませんでした。
この施策は当たり、中国やタイといった日新運輸工業様の協力会社がある国名で検索上位を獲得。サイトの滞在時間が伸びただけでなく、直接の問い合わせも増加しました。サイト全体のSEO評価が高まった結果、ほかのページの検索順位も軒並み上昇しています。
ステップ4:問い合わせにつながる導線づくり
記事を追加するのと同時に、既存のブログページすべてに問い合わせへの誘導ボタンを設置し、問い合わせにつながる記事作りを行いました。

結果(After)
これらの施策により、アクセス数と、問い合わせ・資料ダウンロードによる新規での引き合い獲得数は1年で大幅に増加しました。 現在はさらなるアクセスと引き合い獲得のために、Googleの検索結果上の競合が強い状況の中、「上位表示できれば大きくアクセスを集められるキーワード(比較的上位表示難易度の高いキーワード)」での集客のための記事作りに挑戦しています。
担当者(宮村)の振り返り
宮村の振り返り: 「新しい記事を書く前に、既存ドメインの信頼性と既存コンテンツという”すでにある資産”を評価したことが、この案件の分かれ目でした。派手な施策より先に、タイトル・見出し・リライトという地味な即効改善でまず2倍まで持っていき、そのうえで『国名キーワード』という競合の空白地帯に記事を投下する。アクセス数ではなく問い合わせにつながるかでキーワードを選ぶ、という順序は、いまの当社のBtoB Web集客支援でもそのまま標準の型にしています。」
反省もあります。支援当初はWebの計測とCRMが連携されておらず、増えた引き合いが商談・受注までどうつながったかをデータで突合できませんでした。この経験から、現在のBtoB Web集客支援では「フォームからCRMへの計測配線」を標準スコープに組み込んでいます。引き合いが増えた後の追客・商談管理は受注までのプロセス管理の領域です。
同じ状況の方へ
- Webサイトを作ったが売上に繋がらない
- 見込み客を集客できない
- 問い合わせがほしいが来ない
このようなBtoB取引を中心とされる企業様に、検索エンジン・AI検索経由の集客支援を行っています。本件のように、他社様が制作されたサイト・作成済みサイトの集客改善からでもお力添え可能です。
現在この取り組みは、BtoB Web集客支援としてご提供しています。初期2ヶ月の集中構築と継続的な伴走を組み合わせた本格運用のほか、サイトの土台から作り替えるサイトAI接続移行と月額運用からも始められます。まずはBtoB Webサイト AI対応無料診断で検索需要、AI検索結果、競合比較、サイト構造を調査し、必須の1時間ミーティングで改善の優先順位をご報告します。
同じ九州の技術企業で講習申込4倍以上を達成した事例はICS SAKABE様の事例を、AI活用・DXによる売上アップの全体設計はBtoB中小企業の売上アップを実現する5つの打ち手をご覧ください。
よくある質問
ニッチなBtoBの技術サービスでもSEOで問い合わせは増えますか?検索する人が少ない気がします。
増やせます。本事例の「国名×輸送」のように、検索する人は少なくても課題が具体的なキーワードは、競合が薄く問い合わせへの転換率が高い傾向があります。大切なのは検索ボリュームの大きさではなく、「その検索をする人が自社の見込み客か」です。ボリュームの小さいキーワードの積み上げでも、継続的な引き合いは十分成立します。
成果が出るまでどのくらいかかりましたか?
既存ページのタイトル・構造改善の効果は数ヶ月で現れ、リニューアル前の約2倍のアクセスに到達しました。その後の記事の継続発信で約6倍まで伸びています。即効改善(数ヶ月)と資産づくり(半年〜)の2段構えで考えていただくのが現実的です。
記事は誰が書いたのですか?
ドラフト作成・公開・分析はetikaが行い、日新運輸工業様には月次の定例で内容の事実確認(通関実務の正確性など)をいただく分業です。技術的な正確性は現場にしか分からないため、そこだけをお願いし、それ以外の負担はかけない設計にしています。
サイト制作は別の会社に頼んでいます。それでも支援できますか?
可能です。本事例でもサイトのデザイン・構築は他社様が担当され、当社は集客面のコンサルティングと実装のみを担当しました。既存の制作会社様と役割分担しながら進められます。必要なのはサイトの編集権限(または制作会社様との連携ルート)です。
6倍という数字は何を比べたものですか?
Google Search Console上の検索経由アクセス数(クリック数)を、サイトリニューアル前後で比較した数値です。広告経由やSNS経由は含みません。一時的なスパイクではなく、直近の月次レビューでも検索流入は増加傾向を維持しています。当社は事例数値を出す際、必ず算定根拠と計測ツールを明記する方針です。
