株式会社etikaは、2026年9月に自社の採用サイトを新しく公開し、あわせて無料で使える求人媒体への掲載を始めました。公開から2週間で、13名の方からご応募をいただいています。

この記事では、その経過と、採用サイトの作成・求人媒体への掲載で押さえたポイントをまとめます。同じ進め方を、お客様向けの新サービス採用担当AIエージェントとしてご相談を受け付けています。

採用サイトと複数の求人媒体から応募が集まり、カワセミのキャラクターがそれを受け取っている図

結果:公開から2週間で、ご応募13名

項目内容
期間採用サイトの公開から2週間
ご応募の合計13名
採用サイトからの直接応募2件
求人媒体を経由したご応募11件
募集していた職種4職種
求人媒体の掲載料無料枠を利用

数字は「応募」の人数で、採用が決まった人数ではありません。また、当社1社・2週間の結果です。応募の数は職種や時期で大きく変わるため、同じ結果をお約束するものではありません。

それでも、専任の採用担当がいない当社にとって、短い期間で選考を始められる状態になったことは大きな変化でした。

AI駆動で作った採用サイト:recruit.etika.life

今回公開したのが、当社の採用サイト etika RECRUITING(recruit.etika.life) です。採用メッセージ、仕事の進め方、働く環境、募集職種の一覧、職種ごとの詳細ページ、応募フォームで構成しています。

当社の採用サイト etika RECRUITING のトップページ

このサイトは、AIコーディングエージェントを使って構築しました。人が担ったのは、何を伝えるかを決めること、できあがった実物を見て直しを伝えること、公開してよいかを判断することです。

採用サイトの作成で押さえたポイント

預かった資料から求人の確定版を作り、確認用ページで承認を受けてから採用サイトを公開する流れの図

1. 最初に、求人の「確定版」を作る

サイトを作り始める前に、職種、仕事内容、雇用形態、勤務地、勤務時間、休日、応募方法といった求人の内容を、一つの確定版にまとめました。採用サイトのトップも職種ごとのページも、この確定版の内容をそのまま表示します。

こうしておくと、ページによって条件が食い違うことがなくなります。条件を変えるときも、確定版を直せばサイト全体に反映されます。

2. 決まっていない条件は、空欄のままにする

給与の細かな条件など、その時点で決まっていない項目は、過去の求人や推測で埋めずに空欄のまま進めました。求人は、応募する方との約束の入口です。AIに文章を整えてもらう場面でも、条件そのものを決めるのは人、という線を引いています。

3. 文書ではなく、実物のページで確認する

初版は、関係者だけが見られる確認用のページとして用意し、検索にも出ない状態にしました。原稿を文書で読み合わせるのではなく、実際のページを見ながら「ここはこう直したい」と伝える形です。確認したい箇所には番号を振り、口頭で答えるだけで反映できるようにしました。

初版の確認用サイトから応募フォームの設置までは、同じ日のうちに進んでいます(作業の記録で約4時間。事前の計画と調査、後日の計測設定と求人の追加は含みません)。

4. 写真は実在のものだけを使う

掲載した写真は、手元にあった打ち合わせ風景と、既存サイトで公開していた素材です。人物や職場の写真をAIで生成することはしていません。応募を考える方が、会社を判断する材料になるためです。

5. 応募と計測の入口を、公開と同時に用意する

応募フォームは職種ごとのページに置き、どのページから応募が始まったかを計測できるようにしました。採用サイト専用の計測環境を用意し、応募の開始やお問い合わせのクリックを記録しています。検索エンジンやAIが内容を読み取りやすいよう、サイトマップや構造化データなども整えました。

求人媒体への掲載で押さえたポイント

一つの求人の確定版から媒体ごとの原稿を作り、公開内容を照合して台帳で管理する流れの図

掲載先には、無料で求人を掲載できる枠のある媒体(engage、求人ボックス、Airワーク)を使いました。

1. 同じ確定版から、媒体ごとの原稿を作る

媒体によって、入力欄の分け方、選べる職種の区分、文字数が違います。そこで、採用サイトと同じ確定版をもとに、媒体ごとの形に合わせた原稿を用意しました。言い回しや欄は媒体に合わせて変えますが、条件の意味は変えません。

2. 「どう置き換えたか」を記録に残す

確定版の内容を媒体の選択肢に置き換えた箇所は、すべて記録に残しました。たとえば、給与を「要相談」としている求人は、媒体の側で「非公開」を選べる場合はそれを選び、金額の入力が必須の媒体では公開の手前で止めて、決める人に確認しています。

3. 公開したあと、実際のページを開いて確かめる

媒体の管理画面で保存しただけでは、公開されたとは限りません。公開の操作をしたあと、実際の求人ページを開き、職種名、雇用形態、勤務地、勤務時間、応募先が確定版と合っているかを確かめました。

4. 求人ごとの番号とURLを、台帳で管理する

どの求人が、どの媒体に、どの番号で、どんな状態で載っているかを一つの台帳にまとめました。内容を直すときは、新しい求人を作らず、同じ番号の求人を更新します。同じ職種の求人が二重に載ることを防ぐためです。募集を終えるときに、止め忘れを見つけるための一覧にもなります。

採用サイトと求人媒体は、役割が違う

今回の内訳は、求人媒体を経由したご応募が11件、採用サイトからの直接応募が2件でした。

求人媒体は、仕事を探している方の目に触れる場所です。一方、採用サイトは、会社のことをもう少し知りたい方が、仕事の進め方や働く環境を確かめに来る場所です。媒体で求人を知り、採用サイトを見てから応募を決める、という流れもあると考えています。どちらか一方ではなく、同じ確定版から両方を用意したことが、今回の結果の土台になりました。

お客様向けの新サービスとしてご相談を受け付けています

当社はこれまで、自社のサイト運用やマーケティングで試した進め方を、同じ型でお客様にお渡ししてきました。採用についても同じ考え方です。採用サイトと無料の求人媒体は、採用費用を抑えるために、まずやっておきたい最低限の施策です。その施策を回し続ける仕事をエージェント化したものが、今回の進め方です。これを、新サービス採用担当AIエージェントとしてまとめ、先行してご相談を受け付けています。

  • 無料で載せられる求人媒体に、載せきれていない
  • 求人を出したいが、手が回らない
  • 媒体ごとに求人の内容がずれている
  • 募集を終えた求人が、載ったままになっている
  • 採用ページがない、または古いままになっている

このような状況でしたら、まずは現在の求人の出し方をお聞かせください。無料診断・相談の総合窓口から、ご相談内容に「採用の相談」とご記入のうえお送りいただけます。

なお、応募の数や採用の成立をお約束するサービスではありません。お渡しするのは、求人の確定版、採用サイト、掲載の記録、定期的な状態の確認です。

当社で一緒に働くことに関心をお持ちの方は、採用サイト(etika RECRUITING)をご覧ください。

よくある質問

13名という数字は何を数えたものですか?

採用サイトの公開から2週間のあいだに、当社の求人にご応募いただいた人数です。採用サイトの応募フォームから直接いただいたご応募が2件、求人媒体を経由したご応募が11件でした。採用が決まった人数ではありません。

同じように進めれば、同じくらいの応募が見込めますか?

お約束はできません。応募の数は、職種、勤務地、働き方、募集の時期、媒体の状況によって大きく変わります。本記事は当社1社・2週間の結果であり、他社で同じ結果になることを示すものではありません。

採用サイトはどのくらいの期間で作れましたか?

初版の確認用サイトから応募フォームの設置までを、同じ日のうちに進めました。作業の記録では約4時間です。事前の計画と調査、後日の計測設定と求人の追加は含みません。決める人がその場で答えられたことが大きく、社内の確認に日数がかかる場合はその分だけ延びます。

求人媒体の掲載料はかかりましたか?

今回は、無料で掲載できる枠を使いました。無料枠の条件は媒体ごとに異なり、媒体の側で変わることもあります。

写真やデザインはどうしましたか?

手元にあった打ち合わせ風景の写真と、既存サイトで公開していた素材を使いました。人物や職場の写真をAIで生成することはしていません。応募を考える方が会社を判断する材料になるためです。

宮村佳祐

この記事の著者: 宮村 佳祐(株式会社etika 代表取締役)BtoBメディアとMAツール「リストファインダー」の立ち上げ・事業拡大を経て、ニッチな強みを持つBtoB中小企業の売れる仕組みづくりを支援。プロフィール詳細 →